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2004.09.03(金) 原付の旅'04夏3日目
漫画喫茶で写真をCDに焼き、退店。時刻は5時半。外は既に明るい。駅が開くのを待ち、ロッカーに荷物を預ける。

観光地に向けて走るも、眠過ぎて何度もウトウトする。そこそこ交通量あるだけに、危ない。走っていて見えてくる景色は、まさしく俺の中にあるイメージとしての北海道という感じで、素晴らしい。青い空。どこまでも真っ直ぐ伸びる道。広大な畑。黄色い花。道路脇に牛。柵はない。

何とか事故することなく7時過ぎ幸福駅到着。ここはカップル向けスポットなので、人が来る前に来てやろうと思ったのだ。カップルはいなかったが、同じ様な考えでやってきた男どもが数人いて、悲しい気分になる。待合室跡の壁にはびっしりと名刺やらプリクラやらが貼り付けられていた。俺にはこういうメンタリティーは皆無だ。そんなんしても幸せになれるわけがない。

来た道を引き返し、今度は愛国駅に。幸福駅は中々良い雰囲気の建物だったけど、こっちは普通の建物だ。相方へのお土産として「愛国駅発幸福駅行き」の切符を買う。日付けは相方の誕生日。結構クサイことやってるな俺、と実感しつつ、帯広に戻る。ウトウトしていたせいで何度かクラクションを鳴らされる。

帯広駅近くでバイク屋を見つけたので、修理と点検をしてもらう。11時頃に駅前の「ぱんちょう」に行き、帯広名物である豚丼を並んで食う。感動するほど旨い。牛丼屋なんかが代替品として出してる豚丼とはわけが違う。お腹いっぱいになったところで再び原付を走らせ、今度は牧場に移動する。天気も良くて交通量ゼロで気分が良い。くるりの「ハイウェイ」をふんふん歌いながら、一般道を走り続ける。
 
目的地は牧場、というより、牧場でとれた乳製品を売ってる店だったんだけど、店に入ってみても店員がいない。奥のラウンジで談笑している若い男女。こっちをチラ見して笑っている(これは多分に被害妄想)。しばらくうろうろしているとその中のひとりが受付に出てくる。…お前店員だったのかよ。接客業なんだからやる気出せよ。

とりあえず牛乳を頼む。牛乳を注ぐと再び帰っていく店員。もう気にせずに牛乳を堪能しよう、と思ったら蝿がものすごくたかってくる。振り払いながら飲むと、いつも飲んでいる牛乳とはまったく違う味がする。匂いは生々しく、喉ごしはすっきり。気を良くしてソフトクリームも食べる。店員もようやく商売っ気を出しはじめる。チーズを全種類試食させてもらい、1つ買うことにする。「¥398」と書いてあったから、それくらいなら払える!と思って買ったのに、注文すると「1380円になります」と。よーく見ると「100g」と書いてある。慌てて「やっぱりいいです」というのもみっともないので、購入。

駅に戻り、K氏と合流できるまでまだ時間がありそうなので、漫画喫茶に入る。1時間ほどでK氏から「漫画喫茶に着いた」との連絡があり、かかなり緊張しつつ店を出る。
 
か、格好良いんだけど、すんごいイカツイ人が立っている!
 
結構話したことあるのに初対面っていう、不思議なKANKEI。ぎこちない挨拶を交わし、駅のコインロッカーから荷物を出して、K氏の車に先導してもらいながらK氏宅(実家)に移動。1時間ぐらい部屋を観察したり会話したりしたあと、ライブハウスまで送ってもらう。

会場は帯広REST。ここが今回のZAZENツアーで一番狭い会場である。なんというかステージが低い、そして近い。番号は全然若くないのに、ほとんど最前列だ。学園祭か何かで同級生がやってるのを見る、くらいの距離感。メンバーが出てくると会場のテンションもあがり、沸騰状態。とにかく暑い。空調設備がこの会場にはない。向井さんも「帰らせていただきますと言いたくなる」という発言を繰り返していた。1人で不思議な踊りをしていたら隣の人にガン見され、恥らう。他の客も全体的に盛り上がっていて、予想以上、というか、意外だ。
 
ライブ後、再びK氏に迎えに来てもらい、植物性モール温泉に連れてってもらう。普段は空いてるらしいが、ラリージャパン開催中なせいか、やたらと混んでいた。ここの水質は何か独特である(それが植物性モールか)。顔を洗ってすすいでるとき、何度洗っても洗顔料が取れず、
おかしいな、と思って鏡を見ると、もうそこに泡はない。そこでようやく気付いた。このぬめりは洗顔料じゃなくてお湯のものだ、と。風呂上がりにジュースを飲んでから帰る(そういえば風呂代とジュース代をK氏に借りっぱなしだ)。

0時近くにK氏宅に戻る。K氏の親がわざわざ晩ごはんを用意してくれてた。しかもびっくりするくらい豪華。いくらてんこ盛りのいくら丼。さらには毛がに。かに。かに!!会話することも忘れてむさぼりつく。突然やってきた不審な男(しかもK氏は親に、俺が某所の人であることを言っていたらしい)をこんなにももてなしてくれるとは思ってなかったので、ただただ感謝。

食べ終わってから布団を敷き、朝生を眺めているうちにいつのまにか寝ていた。

■移動距離:帯広市内114km
■寝床:K氏宅
■Live:ZAZEN BOYS「TOUR MATSURI SESSION」@帯広REST
by hstm2 | 2004-09-03 23:20
2004.09.02(木) 原付旅行'04夏2日目
8時頃起きる。熟睡してしまった自分に落ち込む。

到着まであと12時間であるが、船の上では本格的にすることがない。寝台にいると音に気を遣うし、デッキに出ても海と空以外何も見えない。本当に他に何も見えない。自分だけの落ち着ける空間が存在しない。どうしようもないので12時間ずっと音楽を聴き、海を撮り、風呂に入って過ごす。海から見る夕焼けは本当に綺麗だ。暗闇の中に浮かび上がった函館の夜景も素晴らしい。

船は予定通り20時に苫小牧港に到着。フェリーターミナルから出るといきなり4車線で戸惑いながら(本当は、本で読んで知っていた)、とりあえず給油して出発。
 
すぐに白バイのバイク取締りを目撃し、焦る。4車線ではあるものの、交通量は非常に少ない。
そして標識に自分の目的地が出て来ず、また戸惑う。2時間走って平取町到着し、ローソンで肉まんを食らう。駐在所が閉まっている上に交通量がゼロなので、何の心配もせずにスピードを出し、再び2時間近く走り続ける。徐々に「鹿注意」の標識が増える。完全に山の中だ。鹿と衝突したら大変なのだろうな、という恐怖。さらに、予報に反して雨が降り始める。必死こいて原付を走らせて、日高町に到着する。


この時点で既に0時。相方に電話をかけて、峠の状況を調べてもらう。

「くもり・17度・風速毎秒4m・路面乾燥・視程500m以上」
 
これなら夜でも何とかなる。さっきのは通り雨に違いない、そう信じながら日高峠に向かう。交通量は相変わらず少ないんだけど、石勝樹海ロードに入るとまた、雨。しかも、「自動速度取締区間」と表示されている。次第に霧が立ち込めてくる。スピードを出すのも怖いし、むしろ勾配がキツくってスピードが出せない。たまに追い越していくトラックも、クマや鹿も、怖い。滑りやすい。
何より、まさしく樹海という感じで真っ暗だ。何かが出そうで、怯える。

ずっと半泣きのまま2速40kmで走り続け、峠を越えたのは2時半頃だった。頂上から十勝平野の夜景を眺める、なんていう余裕はない。ローソンで休憩をとる休んだあとで再出発しようとすると、エンジンがかからない。ガソリンがないのだ。近くに24時間営業のガソリンスタンドもないし、帯広まであと50kmくらいある。留まっていてもどうしようもないので、とりあえず気合いでエンジンかけて、走る。しばらく普通に走れていたんだけど、清水町辺りで速度が不安定になり始める。

いよいよどうにもならなくなったぞ、ということで、近くのドライブインに入る。トラックがたくさん停まっていてドライバーの方々が眠っているけど、給油施設なんてない。地図をみると、このドライブインから帯広まではまだ距離があるらしい。絶望しているとバイカーがやってきて、話しかけられる。おお、助けてもらえるかもしれない、と期待したのに、「俺もガソリンないんだよね」と笑いながら去って行った。

『これはもうダメだ』と諦めて、原付を押して歩く。暗くて非常に怖い。10分ほど歩いたところにセブンイレブンがあった。「近くにGSないですか」と尋ねると、「すぐそこにありますよ」と言われ、浮かれながら再び押す。が、歩けど歩けど見えてこない。結局10分歩いたところでようやくスタンドが見えてきた。北海道的感覚と東京的感覚のギャップをおぼえる。
 
ガソリン満タンになった原付を走らせ、4時半頃無事帯広に到着。安心した途端に眠くなってくる。帯広は意外とひらけている。商売的な女性が多く歩いている。まだ観光に出かけるには早過ぎるので、漫画喫茶に入る。

■移動距離:苫小牧→帯広207km
■寝床:「楽天王国」東店
by hstm2 | 2004-09-02 02:02
2004.09.01(水) 原付旅行'04夏1日目
出発の日。前の晩準備やら興奮やらで明方まで眠れなかったものの、出発予定時間に遅れることもなく、午前11時、いざ出発。

千葉県から茨城県に入ってからののどかな景色を楽しんだり、相方に会って買い物をしたり、晩ごはん食べたり。そして見送られながら格好よく出発しようとしたけど、鍵を外すのを忘れてたせいで鍵がえらいとこまで食い込む。何とか鍵を取り外すと、タイヤのスポークが一本外れていた。修理キットもないし、店に持っていく時間もないのでアロンアルファで応急処置をして出発。

ずっとバイパスを走ってたんだけど、夜にバイパス走るのは怖い。ここは路側帯が狭くて走りづらいし、交通量も多いし、後続車のライトが眩しい。1時間ほど走ると「大洗」の表示が出たのでバイパスを降りる。今度は交通量がゼロ。これはこれで怖い。フルストットルで走り、20時大洗港到着。

まだまだ出航まで時間があるので、ZAZENを聴いたり電話したりして過ごす。そしてこれから先の行程を再確認。まだまだ先は長い、と、若干不安になる。港には同じように北海道行きのフェリーを待ってる人たちであふれていた。バイカーも多い。しかしどこにも原付なんていやしない。少しやさぐれた気分になり、トンガる。

23時頃アナウンスがあり、乗船。自分の寝台に移動して横たわる。出航前なのに揺れを感じる。船酔いと寝れないことを予感し、非常に不安になる。23:59出航。出航後数分で眠りに着く。

■移動距離:東京→大洗143km
■寝床:東日本フェリー「さんふらわあ号」2等寝台
by hstm2 | 2004-09-01 23:59


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