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2006.03.31(金) 
10時半に起きる。急いで支度して新宿に出かける。

11時15分に新宿3丁目に着いた頃には結構な列ができていた。座れるといいなあ、なんて思っていたけど、俺が中に入った時点ではまだまだ席に余裕があって、無事一番後ろの席に座ることができた(すぐに満席になったけど)。寿司弁当を食らいながら聴く「三派連合落語サミット」。去年までは「新作」がついていたらしいけど、にわかファンの俺は当然そんなことは知らない。知らないけど愉しい。「楽しい」と書かないことに、さほど意味はない。「どっちにする?」とパソコンが選択肢を出してくれるから、気分に近いほうを選んだだけだ。

まず面白かったのがスティファニー。スティファニーというのは「魔女集団」の集団名らしいのだけど、来ていたのはそのうちのひとり(名前は忘れた)。だけど、彼女は1人でやっていけるくらいに面白かった。洗練されうる面白さではないけど。初めて聴くってことで楽しみにしていた談春は「長屋の花見」。ちょっと想像していたのとは違ったけど、一つ一つ丁寧に置いていく感じが良い。市馬が「花筏」、〆さばアタルヒカルの漫才、米助「猫と金魚」、談幸が「鹿政談」。仲入り後は勢朝、東京ボーイズ、竹丸、一朝「蛙茶番」、ボンボンブラザーズときて昇太の「壷算」。愉快、愉快。照明で目が疲れたけど、あまり気にならないくらいに。会場は全体的に疲労感が漂っていたけど、気のせいだろうか。


なんて書いている俺も疲れたので(前のケータイを今月中に解約するためにも)そこで帰った。
by hstm2 | 2006-03-31 18:13 | 日常
2006.03.30(木) 大学生活最後の
朝10時に起きる。

13時に大学に行き、N君と会う。何のために大学で会ったのかというと、学食で食いおさめをするためだ。そのメニューは「唐揚げカレー」。450円。「カツカレー」と同じ値段だけど、うちの学食のカツは貧弱なので、この「唐揚げカレー」のほうがお得、らしい。らしい、と書くからには、俺は食べたことがない(学食で食べたこと自体、ほとんどない)。大学生活最初にして最後の「唐揚げカレー」は、たしかに「カツカレー」よりは食った気になれるメニューだった。これからは君の分まで食べるよ、N君。

15時頃までだべってから別れ、古本屋をめぐる。「古書現世」を覗くと、店番がセドローさんでもセドローさんのお父さんでもない。今日しかない!と意を決して、本を買ったあとで「すいません、ねこを写真に撮っていいですか・・・?」と聞いてみる。快くOKしてくださり、そそくさと1枚だけ撮って店を出る(そそくさと撮り過ぎて思いっきり手ぶれしていた・・・)。

そのまま早稲田大学図書館に。ちょっと調べたいことがあって、自分の大学で調べればいいことなんだけど、学生証を忘れてきたせいで入れなかったので、早稲田の図書館に来たのだ。来たのだ、なんて書いたはいいが、こっちの図書館も、自分の大学の学生証がないと入れなかった。あほだ。

一旦部屋に戻って、2ヶ月ぶりに原付を走らせてまた早稲田の図書館に。エンジンがかかってよかった。某新聞の縮刷版を漁るつもりだったんだけど、置いてなかった。諦めてバックナンバー書庫を少しぶらつく。交流学生としていつでも入れていたけど、4月からはそういうことはできない。まぁ、入れなくはないんだろうけどね。雑誌コーナーで「本の雑誌」の4月号を手に取り、あまりちゃんと読んでいなかったある企画を読み返す。
by hstm2 | 2006-03-30 23:16 | 日常
2006.03.29(水) ろーりんぐすとーん?
10時に起きて本屋に行き、ようやく「en-taxi」を買う。

今日は久しぶりの「金城庵」だ。「金城庵」自体には2週間前に来ているけど、ツボウチさんのいる「金城庵」は2ヶ月ぶりだ。今日は部屋が排ガスだらけで、掃除する気にこそなれなかったけど、張り切ってちょっと早めに着いてしまった。17時52分に中に入ると二番乗り。すぐに学生が3人来て、18時ちょうどにツボウチさんがいらっしゃる。最終的には16人。こうして集まってみると、なんだかまだ「金城庵」が続いているようだけど、やっぱりもう1月までの「金城庵」とは違う。それが良いとか悪いとか、だからそこにいる人たちとの関係が終わったとかいうわけでは当然ないんだけど、やっぱり違うんだよなあ、なんだか、空気が。そんなことを思っていたら、ツボウチさんからそのことを言われて驚く。

20時18分に「金城庵」を出て、全員で「2次会」(「2次会」ということばからして、何だか違う感じだ)に。移動するタクシーでツボウチさんと一緒になったので、宮武外骨の生家のことを話す。が、あまり興味がなさそうだった。「でも、そういうところに行ってみるって、すごくいいと思いますよ」と言われたのだけど、なんだか「まぁ、いいんじゃないの」という感じに聞こえて、ちょっと反省する(反省する、と書くと、ナイーブな人間だと思われるかもしれないけど、大して外骨のことを研究しているわけでもないのに生家に行ってしまったことを(外骨が生家のことをどう思っていたのかを知りもせずに生家に行ってしまったことを)反省しただけだ)。

20時45分に新宿「S」の3階に入る。3人増えて、19人。超満員という感じ。常夜鍋(シュウマイはなし)をいただきながら、23日放送の「クローズアップ現代」を、一般の視聴者とは異なるポイントを見て笑う。この回の後半のほうだけたまたま松山で見ていたけど、気付かなかったポイント。ちょっと鍋の位置が遠かったのであまり常夜鍋は食べなかったけど、ハンバーグは食べた。うまい。『何であの人が「en-taxi」に出てるんだろう』と疑問に思っていたのだけど、その理由が分かってよかった。

23時に店を出て、解散。別れ際に名刺をいただいて「連絡してくださいね」と言われる。うーん、ハードルが高い。高いけど、そう言っていただいたからには連絡したい。名刺をいただいたついでに、「en-taxi」の匿名コラムのことについて聞いてみた(直接聴いてしまうのは反則だろうけど)。やっぱりね。

時間に余裕のある学生4人で「ライオン」の上にあるアイリッシュパブに入り、ジェムソンのソーダ割りとナントカを食らう。何だかここはここで緊張感があって、笑いそうになった。それにしても、皆忙しく生活しているんだなあ。なんだか自分だけ奔放に生活している気がする。いや、反省するつもりはないんだけどさ。終電なんか関係ないね!朝までだって飲むぜ!という気分なのは、そしてそんなことを考えていられるのは俺だけなんだということに気付いたというだけの話。そりゃそうだ、もうそういう年齢なんだものね。
by hstm2 | 2006-03-29 23:59 | 日常
2006.03.28(火) ひとりぼっちの卒業式
11時に起きる。すぐに砂ぼこりをどうにかしようと布巾で拭いたら、茶色くなるはずの布巾が真っ黒けっけになってしまった。もしかしてこれ、砂じゃなくって排気ガス?そういえばなんだか呼吸が苦しい。どうしようもない気分になり、部屋を出る。

向かった先は大学。卒業証書をもらうためだ。久しぶりに大学に来て、東京ではもうすっかり桜が開いていることを知った。ミキティばりに、或いはまおちゃんばりの「ひとりぼっちの卒業式」の気分だったのだけど、ごく事務的に受け渡される(受け渡されるというか、無造作にカウンターに置かれた)。まぁ、しんみりしたいんだったら卒業式に出ればよかったのであり、何の問題もない。それより問題だったのは、成績である。他の大学はどうなのか知らないけど、うちの大学は「優」とか「可」だけではなく、点数も出るのだけど、S教授のゼミが両方とも90点の「優」だった。S教授がどういう基準でつけているのか分からないから何ともいえないけど、あまり喜べない。そんなに高望みをするほど他の科目の点数が良いわけではなく、むしろ良くないんだけど、このゼミだけは、もうちょっと点数がついて欲しかった。同じく気になるのは、ツボウチさんの授業だ。早稲田では点数が出るのかどうか分からないけど、他大学の科目は評価しか表示されないので、非常に気になる。

夜、「めまぐるしい」ということばの似合うyさんと久しぶりに会い、「鳥やす本店」で麦焼酎と日本酒と、これでもかというくらい鳥を食らう。途中でのどが渇いて、カルピスサワーだの伊予柑サワーだのと似合わないモノを飲む。別れ際に、某先生が、俺が院に入るということでやる気を出しているということを、俺に向けた(?)授業をつくっているということを知り、若干のプレッシャーとともに気合いが入る。
by hstm2 | 2006-03-28 23:14 | 日常
2006.03.27(月) ジャージ姿で電車に揺られる
朝までブログを書いたり漫画を読んだりして、4時に漫画喫茶を出る。

始発(4時38分)に乗って本州に戻る。岡山で30分の乗り換え待ちに凍えたり、姫路駅で寝過ごしたりしながらも、11時前に米原にたどり着く。ところで、今日は27日だ。3月27日だ。「en-taxi」の発売日だ。創刊号から毎号隅から隅まで読んでいるような愛読者ではないのだけど、なんだか今号は気になっていたのだ。乗り換え時間に余裕があったので、米原で一旦改札の外に出てみたのだけど、駅前には「en-taxi」どころか本屋も見当たらない(本当に新幹線のとまる駅なのだろうか)。

まぁいいさ、次の乗り換え駅・大垣の駅ビルには「三省堂書店」が入っているんだから。そう思いながらまた30分ほど電車に揺られて大垣駅に着き、ダッシュで「三省堂書店」に行って「すいません、「en-taxi」は?」と聞いてみたのだけど、店員の方の頭のなかでは「en-taxi」とではなく、「円卓史」くらいにしか変換されてない感じで、当然並んでいなかった。

こういう性格なもんで、一刻も早く手に入れたくなってくる。大垣からまた電車に乗っていると、名古屋にとまった。名古屋。東京、大阪に次いで県内総生産の高い県の県庁所在地・名古屋。その名古屋駅になら、きっとあるはずだ。そう信じて、名古屋で電車を途中下車。

途中下車とはいっても、あまりのんびりしている時間はない。遅れた分部屋に帰れる時間が遅くなってしまう。急いで駅ビル11階にある「三省堂書店」に行く。だけど、ここにも並んでいなかった。ちくしょう、編集長め、何してやがるんだと、直接は絶対に言えないようなことをぶつぶつ言いながら、「名古屋みそかつ弁当」を買ってまた電車に乗る。ロースが良かったんだけど、ロースかつの弁当はほとんどなかったので、ヒレかつの弁当で我慢。

本を読んでいるうちにあっという間に高田馬場に着いた。一応、「芳林堂書店」にも入ってみたものの、やっぱり「en-taxi」はない。ちくしょう。部屋に帰って、ホッと一息、と思ったら、部屋中がざらっざらになっている。窓を開けていたのが運のつき。ちくしょう。ほこりくさい布団ですぐに不貞寝。
by hstm2 | 2006-03-27 23:10 | 日常
2006.03.26(日) 讃岐平野の真ん中で
8時過ぎに起きる。

10時ちょうどにチェックアウトし、「阿波おどり会館」に行く。ちょっとだけ展示もあって、踊り念仏のことが書かれており、ハッとする。中学生の頃に教科書で「一遍上人絵伝」を見て惹かれていたんだった。そうか、空也→一遍→盆踊り→阿波踊り、か(そんなに直線的に繋がってはいないだろうけど)。実演もやっていたのだけど、ちょっと、ねぇ。まぁ見たんだけど、やっぱりこういうのって、こういう場所で見るもんじゃないし、「見世物」になった時点で死んでいるよなあ、なんて。昨日の夜の方がよっぽど「阿波踊り」していた、と書いていて、そうか、だから「MATSURI SESSION」なんだな、と改めて思った。

時間がないので、11時半の特急に乗って高松に向かう。高松築港駅から琴平電鉄に乗って、陶駅に。なぜ琴平ではなくこんな駅なのかというと、この辺りが讃岐うどんの発祥地だとどこかで聞いたような気がするからだ。そうは言っても、どこにうどん屋があるのか分からず、相方に調べてもらったところ、(相方でも知っているくらい)有名なうどん屋があるらしく、この陶駅に来たわけだ。

駅から歩いてすぐのところに、「赤坂うどん」はあった。もう14時近いというのに、結構客がいる。一見ふつうの民家だけど、たしかに「赤坂うどん」という看板が出ている。中に入ると、おばあさんがひとりで応対していた。2玉、冷で食らう。ちっともうまくはないけど、好きだ。讃岐うどんブームのあとでも、そして有名になったあとでも、こういう雰囲気っていうのは、良いね。「食通」の方々からすると「有名なだけで味はいまいち」なんだろうけど、このふつうの味が素敵だ。さらっと立ち食いして駅に戻る。

この綾南町に来たのは、うどんのためだけではない。たしかこの辺りが宮武外骨の出身地のはずだ、ということもあって、陵南町に来たのだ。しかし、そうは言っても何の手がかりもない。駅の案内図の「陶村出身の文化人」をみても、宮武外骨の名前は載っていない。うーん、この辺りじゃないのだろうか、と考えこんでいると、「綾川ふるさと資料館」を見つけ、行ってみたものの、日曜で閉館日。どうしようもないので、相方に連絡する。綾歌郡綾川町(当時)というところまでは分かっていたので、何村かを検索してもらい、最寄り駅が二つ隣のはゆか駅だと判明する。

はゆか駅前は、陶駅と違って、駅前には本当に何にもない(当然、無人駅)。ホームにある駅付近の地図を見ると、「宮武外骨の生家」と書かれている。その大雑把な地図を頼りに、あまり車も人も通らない道を歩くこと20分、地図のポイントにたどり着く。たどり着いたものの、それらしい建物はない。いや、ないことはない。だけど、俺の中での「生家」のイメージは、もう今では誰も住んでいなくって、見学用に保存されているだけの古い家だ。駅の地図に載っているくらいだから、そうであるはずだ。だけど、そこにある古い家には、洗濯物が干してある。そして、ちびっこが鯉のぼりを上げたり下げたりしている。その少年と目が合ってしまったので、不審者だと思われないように声をかける。

「あの、この辺りに、宮武外骨っていう人の生まれた家があるって聞いたんですけど」

そう尋ねると、その少年は黙って家を指差した。ああ、やっぱりこの家がそうなのか。ということは、彼は子孫か。子孫でもなければ、小学校低学年で「宮武外骨」なんて名前、分からないだろう。そうか、この山と川と平野を見て外骨は育ったのか。と、しみじみするほど外骨に関して調べていたわけではないけど、家を眺めていたらもうひとりこどもが出てきて、俺を見て驚いて「おかーさーん!」と叫びながら家の中に戻っていってしまったので、そそくさと駅に戻る。

16時半に瓦町駅で琴電を降りて、会場の位置を確認する。漫画喫茶に行ってデジカメのメモリをCD-Rに焼いたり、ケータイを充電したり。靴があまりにもくさくなっていて、昨日のライヴ中にもニオイが気になっていた。今日のライヴに集中するためにも、そして明日の帰京でのストレスを軽減するためにも、「ABC-MART」で靴を買う。ライヴまであまり時間がなかったので急いで買ったら、サイズが合ってなかったけど、もうどうにもならない。駅で荷物をコインロッカーに預けて、会場に。

高松DIMEで、「TANUKI」から始まるMATSURI SESSIONのツアーファイナル(俺の中だけで)。今日は一番後ろでじっくり聴く。高松の客は、歓声は大きいけど動きが大人しい。向井さんが「高松!」と煽っても反応がなく、「うーん、ノーリアクション!」と、「高松はノーリアクションの思い出を思い出させないでください」と言って笑いを取っていた(→ノーリアクションの思い出(04/08/22付の日記))。そう、最初のほうはそこそこの盛り上がりだったのに、この日はジワジワと盛り上がっていった。セットリスト的には徳島とほぼ一緒なのに、温度の推移が、鉄と水くらいに違う。じんわり。他の会場では若干ダレるところでも、ダレない(俺も、他の客も)。

テンションを徐々に高めて、向井さんの「ラスト」という声からの「RIFF MAN」~「半透明少女関係」で終演。アンコールは「KIMOCHI」をさらっと演って終わった。今回のツアーの中では、一番良かったかもしれない。個人的には最初に観た水戸の、あのスピード感が好きではあるけど、向井さんが目指している(であろう)ライヴ、ただ単に盛り上がるっていうだけではないライヴでありながら、客席をジワジワと盛り上がらせることに成功したっていう面では、ここ高松がずば抜けていたように思う。語弊をおそれずに書くと、「大人」な空間。「大人」な空間でありながら、あっという間だった。俺も、ビールとバーボンを飲みながら観れて大満足。

終演後すぐに外に出てきたメンバーと握手をしてもらう。いつもは出待ちをしている人を眺めているだけだけど、ライヴで「大」がつくほど満足して、しかも(自分の中では)ツアーファイナルなので、なんだか握手したくなったのだ。向井さんは俺が気付かないうちに帰っていたので、他の3人と握手してもらって、22時に漫画喫茶に入る。

>>セットリスト
by hstm2 | 2006-03-26 23:45 | 日常
ツアー終了
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(俺にとっての)ツアーファイナルにふさわしい、良いライブだった。びっくりマークを付けたくなるようなライブばかりが良いライブではない、と。
by hstm2 | 2006-03-26 21:17 | 日常
2006.03.25(金) おどらなそんそん
朝9時に起きる。ぼやぼやしていると、10時ちょうどに部屋の電話が鳴った。

フロント「もしもし?掃除はしなくてよろしいんですか?」
俺「いや、もちろん、していただいきたいんですけど」
フ「じゃあ今からでいいですか?」
俺「今・・・?今じゃないといけないんですか?」
フ「そうですね、もう掃除の人が帰っちゃいますからね」
俺「え、いや、まだ10時ですよ」
フ「えぇ、帰っちゃうんでね。昨日言ったでしょ、10時って」
俺「いや、何が10時なのかっていうのは聞いてないですけど」
フ「ふふ・・それはそうだけどねぇ・・・」

いらーっときながらも冷静に受話器を叩きつけ、掃除する様子を眺めながら歯を磨いて11時前に部屋を出る。まずは駅の近くにあるらーめん屋「来来」に入る。くるり岸田氏も、そして向井さんも食べて絶賛している(「向井秀徳日記」04/09/22参照)らーめんだけに期待していたのだけど、えらくまずかった。ニオイが受け付けん。どうにもくさ過ぎる。くさいといっても、博多らーめんのようなくささなら大歓迎なのだけど、そういうくささとは違って何の深みもない(俺の舌が肥えてないだけだろうけど)。がっくりきながら店を出る。

食べ終わってから、駅からちょっと離れたところにある「ユニクロ」に行き、ハーフパンツ的なズボンを探す。今日のライヴははしゃぐつもりなので、汗だくになってもいいズボンを買うためだ。しかし、さすがにまだハーフパンツは売っていない。ジーンズが1990円と書いてあって、あまりの安さに買いそうになったけど、今日以外履くことはなさそうだからやめた。パンツと靴下だけ購入。

ライヴの時間まで、徳島市内をぶらつくか、鳴門に行こうか迷っていたのだけど、ちょうど鳴門公園行のバスが出るところだったので、鳴門に。途中、「野」という非常にシンプルなバス停を通過しつつ、1時間ほどで終点の鳴門公園に到着。鳴門大橋を眺めたり、びわソフトを食べたり、セルフタイマーを使ってあほな写真を撮ったりしてから、500円の入場料を払って「渦の道」に入る。入ったはいいけど、ほとんどうずしおは発生していなかった。土曜日ということもあってやたらと混雑していて、なんだか損した気分になる。

まーそれでも、天気がよくって、海と空の青さがきれいだ。いかにも四国っぽい色をしている(って、「利き海」や「利き空」はできないだろうから、いい加減な感想ではあるけど)。葉っぱの緑色が渋い映え方をするんだよなあ。結局2時間近く鳴門公園で過ごして、またバスに乗って徳島駅まで戻る。駅で別のバスに乗り換え。会場の場所をチェックし写真を撮ってから、ホテルに戻る。戻る途中にあったコンビニに入ると、既に「ジャンプ」「ヤンマガ」「スピリッツ」が並んでいる。あれ、今度の月曜は祝日だっけ?と思って相方に確認してみると、「こっちではまだ売ってない」との返事。おお、ここが噂の早売り地域か! ネットやらでよくアップされているけど、一体日本のどこにそんな地域があるんだろうと不思議に思っていたけど、そうか、徳島か。もう16時半だから、これとビールと晩ごはんを買って帰ってライヴに備えよう、そう思ってレジに向かったところで、トラブルが起きる。

正確には、トラブルは数分前に・バスの中で起きていた、と書けば、もう分かるかもしれない。どうして旅の度に(シャレじゃないよ)、こうも物を落としてしまうんだろう。北海道で財布を落としたのも、京都でケータイを落としたのも、そして今回の徳島も、よく考えたらZAZENBOYSのツアーを追っかけているときばかりだ。もう、ブログのためのネタづくりとしてわざと落としているんじゃないかと、自分でも思ってしまう。だけど、頻繁に落としているおかげで冷静だ。冷静だ、といって冷静に振る舞っていたら、もうレンジで温めてしまったお弁当をどうしようもないので、慌てた素振りを見せていたら、店員さんが話しかけてくれる。財布を落としたみたいです、というと、俺以上に心配してくださって、バス会社に電話をかけていただいた。しかも、お弁当をサービスしてくださった。ああ、徳島の人はなんて温かいんだろう。昨日の夜はバイオレンスな空気しか感じなかったけど、今日になってみると、すごくのどかな雰囲気だ。おまけに自転車まで貸してくださって、鼻歌歌いながらちゃりんこをこいでホテルまで戻る。徳島でちゃりんこをごくことがあるとは。ああ、ちゃりんこっていいな。東京に戻ったら買おう。

俺が乗っていたバスが徳島駅に戻ってくる18時ちょうどに駅に行って財布を受け取り、急いでコンビニに向かう。ちゃりんこをとめてカギを返そうと中に入ると、なんとジャーマネ氏が宅急便を送っているところだった。おお、恥ずかしい。店員のおばちゃんに「自転車、ありがとうございました」といって帰ろうとすると、「ちょっと待って」と止められる。若い店員のほうに行って戻ってくるおばちゃん。「今日観に来た、そこ(徳島ジッターバグ)でライヴする人って、何ていう名前?」と聞かれる。ジャーマネ氏の前で、なんだか言いづらいなあ、と思いながらも答える。おばちゃんが若い店員に伝えに行っているあいだに、「色んなところでお世話になってるんだねぇ」とジャーマネ氏に笑われてしまった。

徳島ジッターバグ。街の雰囲気同様、客層も当然異なる。ライヴ馴れした感じだ。そして、前のほうにも男が多い。前から5列目あたりに陣取る。会場自体も天井が低くって良い(ステージも低くて見づらいけど)。10分ほど遅れて始まったMATSURI SESSION in 阿波。1曲目が松山と違って「TANUKI」だったことにシビれる。会場のテンションも、松山とは打って変わって高い。しばらく盛り上がりやすい曲が続いたあと、めずらしく長ーいMCをはさんでクールダウンさせてから、しっとりしたゾーンに入る(ここでクールダウンさせ過ぎて、ちょっとダレた気がする)。

最後はもちろん、「半透明少女関係」!そういう風にライヴを観るのに賛成ではないのだけど、今日ばかりはこの曲を聴くために来たと言っても過言ではない。阿波に鳴り響くAWA ODORIビート。これ以上ないほどにはしゃぐ。照明にトラブルがあってステージ上が真っ暗になっても、向井さんのマイクが調子悪くても、関係ないね!らっせーらっせーらっせーらー!ええじゃないかの大騒ぎ。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆ならおどらなそんそん。その向井さんの煽りに乗っかって、めずらしく踊る阿呆になる。だけど、ふと後ろをみると、俺の後ろにかなりスペースがあった。踊り狂っていたのは前のほうだけであった。やっぱり、クールダウンさせ過ぎたんだろうなあ、と思いながらもはしゃぐ。

そこで十分満足したので、アンコール(たぶん「KIMOCHI」)を待たずに会場を出て、らっせーらっせーらっせーらー!と口ずさみながらホテルに戻る。興奮醒めやらぬまま相方に電話をかけ、ライヴ同様「らっせーらっせーらっせーらー!」のコール&レスポンスを強要する、迷惑な野郎と化す。

2時間ほど休んでから街に繰り出す。やっぱり夜はバイオレンスだ。バイオレンスっつったって、ふつうの人たちも当然歩いているんだけど、地元民じゃない俺は、地理が分からないのでキンチョーする(どこまで安全なのか分からないから)。それにしてもこの街はらーめん屋と焼き肉屋(とくにホルモンの店)がやたらと多い。結局どこにも入らずにホテルに戻ると、ホテルの目の前の広場で若者たちがスケボーで遊んでいる。部屋から眺めていると、なんだか赤い色が見える。徳島は燃えている。
by hstm2 | 2006-03-25 23:15 | 日常
2006.03.24(木) 徳島はバイオレンス
朝6時に起きる。乗り換えの関係で、7時46分の電車に乗らなければ次は10時過ぎまで待たなければならない。ので、すぐにでも出かけるべきだったのだけど、結局チェックアウト時間の10時ぎりぎりまでホテルでだらだらしていた。

今日は徳島まで移動しなければならない。一旦高松まで行ってから、高徳線で南下するわけだけど、ほとんどの区間が単線である。そのせいもあってかなり時間がかかる。まぁでも、時間がかかると言ったって電車に乗っているだけではある。伊予西条で最初の乗り換え。30分以上待ち時間があったので一旦改札を出て、駅前のローソンで荷物をいくらかアパートに送って負担を軽減する。その後どの弁当を買うか悩み、駅に戻るとまさに電車が発車するところだった。急いで電車に乗り込む。

見事にというか何というか、この電車が松山行。すぐに次の駅で降りたものの、単線だけに、なかなか電車は来ない。まぁ、天気も良いし、景色ものどかだから、あんまりいらいらしない。あほな写真をひとりで撮っているうちに電車が来て伊予西条まで戻り、今度こそ高松方面の電車に乗る。松山にいたときは、真鍋かをりライクな人が歩いていなくってがっかりしていたのだけど、なるほど、真鍋かをりは西条市出身だったのか。松山市よりも田舎のほうが美人やね。美人、と書くとまたちょっと違うのだけど。純朴な、みかんが似合う人が多い(自分で書いていても、一体どういう人なんだかよく分からないが)。そんなことを考えながら多度津で乗り換え、高松に到着。

高松駅前は松山と正反対だった。いかにも開発されている。開発されているというか、開発の真っ最中という感じというか、人工的というか、背伸びしているというか。電車が出るまで1時間ほどあるので、しばらくぶらつく。高松シンボルタワーとかいう馬鹿に高いビルに展望台があるそうなので行ってみたけど、もう既に閉まっていた。残念。駅に戻って高徳線に乗る。そろそろ電車に乗っているのも本を読むのも客を眺めるのも飽きてきたので、ケータイで15日から20日までのブログを書く(この時はまだ投稿はしていない。書いてケータイに保存しただけ)。酷使し過ぎて親指がシビれる。

19時過ぎに徳島駅に着いてすぐに違和感を感じる。ホームを歩いている人がやたらとケバい。改札を出てみると、思っていた以上に駅前が開けていて驚く。駅ビルもしっかりしているし、そごうやら何やら、色々ある。歩いて両国橋の近くにある「ビジネスホテル笹田」まで行きチェックイン。笹田さんが経営してらっしゃるのだろう、いかにもそういうホテルだ。「門限は12時ですから」と言われ、「そういう条件は書いてなかったはずだ」とゴネる。

荷物だけ置いて、急いで今日の会場「徳島DYLAN」に向かう。向井秀徳アコースティック&エレクトリック in 阿波。チケットはないが、もしかしたら入れるかもしれないという淡い期待を抱いて、会場に。かなりせまい会場だけに、当然当日券は出なかった。直接聞いたわけではないが、他の人が断られている様子を遠巻きに眺める。それでも、もしかしたらとズルイことを考えていたら、スタッフのIさんが通りかかり、声をかけてくれる。

I氏「おーい、何しとるん」
俺「どうも」
I氏「チケットないん?」
俺「ないんですよー・・・」
I氏「うーん、もうちょっと待ってて」

おお、これはまさに、俺の思っていた「ズルイこと」ができるのでは。でも、ほんっとにズルイね俺、なんて思いながら待つ。待つ。うーん、それにしても今日は寒い、と思っているうちに中からギターの音が聴こえてくる。あれっ、始まってるよ・・・?もうちょっとって、一体どれくらいがもうちょっとなんだろう。数曲やってもまだ音沙汰はない。いや、入れないなら入れないでいいんです。いいんです、というか、チケット取れなかったんだから、入れなくって当然なんですよ。だけどね、「待ってて」っていわれたから、期待して待っているわけですよ。ああそれなのに。ムッとしながら、近くのコンビニでビールを買ってきて、飲みながら待つ。開演から1時間弱、どうやら休憩タイムに入ったらしく、中から何人か出てくる。15分ほど経って再開。うーん、これは待ってても無駄っぽいね。外にいても音は漏れてくるのだけど、何だか切なくなってくるので、近くにある「東大」でらーめんを食らう。やたらドロドロしたらーめん。インパクト勝負。このスープを毎日飲んでいたら、もれなく成人病にかかれるだろう。

食べ終わって会場前に戻ると、「自問自答」が聴こえてくる。そんな中、路上には怒号が響いている。なにやらトラブルが起きていた。徳島は思っていたよりもバイオレンス。地方都市で、こんなにギラギラしているというか、こんなにも広い範囲で夜の街が広がっているところはそうそうないだろう。いくら金曜の夜とはいえ、えらく栄えているし、ソレっぽい方々も歩いていらっしゃる。緊張しているうちに曲は「KIMOCHI」に変わり、終演。

中から何人か出てくる。ぶつぶつ言いながら出入り口のほうを見ているとI氏が出てくる。「あれ、もう入れるけど」といわれ、言いたいことをこらえて一緒に中に入る。入ると、思っていた以上に狭い会場だ。会場というか、本当にふつうのBARだ。向井さんも客も飲んでいて、ちょっと混沌としている。シラフ(じゃないけど、酔っ払ってはいない)の身としては、ちょっとその雰囲気に気後れして、出入り口付近に立ってしばらく眺めていた。どうしようかな、帰ろうかなと思っているところにジャーマネ氏が話しかけてくださり、吉兼聡氏(ZAZENBOYS・ギター)の横に座る。と、ここでふつうは吉兼氏と話して過ごすのだろうけど、色んな意味で出来上がっていたので、ほとんどジャーマネ氏と話していた。

途中、トイレに立った向井さんが俺を見つけて「ぶははは、どこにでもおるな」とえらく笑っていた。おお、今日は上機嫌だ。しかし、向井さんの座っているテーブルは向井さん以外全員女性だったし、チケットもない人間がライヴ後に入り込んで向井さんと話し込むのも良くないなと思って、あまり近づかないでいた。だけど、日付けが変わる頃になって、ついさっき行ったらーめん屋の名前が遠くのほうから聞こえてきた。おお、らーめん!と、酔っ払ってきたこともあって、ふらふらと向井さんの席に近付く。

俺「らーめん食べに行くんですか向井さん!」
向「おお、やっとこっちに来たか(笑)」
俺「『東大』、おいしかったですよ」
向「彼は、原付に乗って日本全国の、らーめん屋を回りながら、気が向いたら我々のライヴを見に来てくれる、吟遊詩人です」

と、そのテーブルの人たちに紹介してくださる。なんだかその言われ方がとっても嬉しくって、それだけで満足して元の席に戻って、またジャーマネ氏とワンカップを飲んで過ごしていた。1時過ぎにおひらきになり、どこかにおいしそうならーめん屋はないものかと歩いていたら、ちょっとしたアクシデントがあったけど、書いたら名誉毀損になりかねない。

2時頃ホテルに戻り、寝る。
by hstm2 | 2006-03-24 23:52 | 日常
2006.03.23(木) TOUR MATSURI SRSSION in IYO
朝9時に起きる。

しばらく本を読んで、12時過ぎから出かける。市電で大街道まで行って、アーケード街を歩きながらカバンを探す。今回はリュックしか持ってきていなかったから、手提げカバンが欲しかったのだけど、いいのが見当たらない。ちなみにこのときはリュックも背負わず、手に本を1冊持っているだけ。出かけてからようやく気付いたけど、これじゃあ本屋に入れない。まぁ、「ツアー」中に本屋に入るほど本好きではないからいいのだけど(正確に書くと、「本を買って、荷物が増えても苦にならない」というほどの本好きではない)。

アーケード街を突き進んで中の川通りに出る。松山の地理はあまり記憶に残っていなかったのだけど、すぐ近くに夏に泊まったホテル「中津屋」があり、なんだか色々思い出す。ここからならライヴハウスも近い。そういえばライヴハウスの近くに川があったから、天気もいいことだし、そこの川原に行ってみよう。そう思って歩いていると、ライヴハウスの前にマネージャーの方が立っていらっしゃる。「松山まで来てたの」と笑われながらも通り過ぎ、川原に。特に何かあるわけでもないんだけど、この辺りの雰囲気はすごく好きだ。本当に何でもないところなんだけど、なんだか地に足のついた感じで、良い。そう、松山は地に足がついた感じだ。駅前にコンビニすらないし、デパートの類もあまりない。アーケード街にはどこにでもあるチェーン店(マックとか)もあるけど、さほどてかてかしていない。「いまから松山に住め」と言われたら、ちょっと物足りねぇなぁと思うだろうけど。

腹が減ってきたのでアーケード街まで戻り、今度は銀天街を歩く。うーん、入りたい店がない。そういえば前に大街道を歩いたときにも、悩んだ挙句ロッテリアで食べた気がする。今度こそはチェーン店以外で食おうと千舟町通りに出ると、「Kitchen Lion」という看板が目に入る。おお、よさそうじゃないここ。百獣の王のキッチンだぜ。上の看板は「Kitchen Lion」なのに、下の看板は「カレー ライオン」だぜ。イチオシ(?)はカツカレーという、なんとも弱肉強食な世界に惹かれて入る。あまーいカツカレーだった(甘かったのはカレーではなくカツ)。学食的な甘さ。それはそれで良かったんだけど、サラダの中にイチゴが入っていたのが納得いかない。

駅前まで戻り、意を決してデジカメを購入する。東京で買えばポイントがついただろうけど気にしない。結局相方の「ファーストインスピレーション(たぶんインプレッション)が大事だよ」ということばに従って決めた。買ったあとデジカメの写真をケータイで撮って送ってみると、「君らしいデジカメだね」と。「また無駄遣いして・・・」と言われると思っていただけに、なんだか感激する。ただ、感激している時間はない。ライヴの時間が迫っている。ホテルにデジカメを預けて市電を乗り継いで松山市駅まで行き、走って会場に向かう。開演5分前に到着。

「RIFF MAN」から始まるIYO SESSION。結構前のほうで観る。ZAZEN BOYSとしては去年の夏以来であるが、そのときとは随分雰囲気が違っている。なんとも冷静な会場。メンバーが出てきても前に詰まることがない。思わず向井さんが「出入り口が封鎖されとるから、もっとこっち(前)さ来い」と呼び込むほど。向井「松山!」客「・・・」向井「えーと、初めての人?(手を挙げさせる)・・・あんまおらんのやね・・・」というやりとりがあったり、全体的にステージの上と下とで「時差」があったり(向井さんも思わず「もう疲れたか」と2回も言っていた)。全体的に大人しい雰囲気だった。手を挙げたいんだけど挙げられない、初々しいといえば初々しい感じ。なんだか高校の文化祭みたいだ。ただ、「時差」があったのはステージの下側だけのせいではなくって、上側の人たちがどこか冷静だったからじゃないかと思う。

それでもライヴは2時間半近くみっちりやっていた。終演後、会場のすぐ近くにある飲み屋に入る。俺のほかにはキャバ嬢とおっさんしかいなかったが、ここの大将は良い人である。鯛のお吸い物(おかわりまでくれた)やイモの天ぷらなどをサービスしてくれた。気分よく飲んでいたら、焼酎までサービスしてくれた。その焼酎を飲んで驚く。なんじゃこりゃと叫びたくなるほど強烈な味がする。いや、味なんて分からない。口が痺れるばかり。身の危険を感じて会計を済ませて23時に店を出る。もう市電は走っておらず、歩いてホテルに帰る。
by hstm2 | 2006-03-23 23:02 | 日常


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