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2006.06.29(木) またiPodが壊れたよ
8時半に起きる。

2限、出。発表は再来週だと思っていたら、そうだ、もう来週だ。しかし、10時間勉強したくらいで発表だなんて、無理だよなあ。まぁ、そんな大そうな発表なんて期待されてないんだろうけどさ。1週間ぶりにINSEI室に足を踏み入れると、ちょうど1週間前に置かれたプリントが埃をかぶっている。13時帰宅。あまりの暑さにくらっとくる。昼ごはんはカップ焼きそば(日清のお好み焼そば)。5分も待つのはめんどくさいけど、中々いける。UFOと違って、ソースがどろっとしていているのが、いいね。

明日の発表、どうしよう、とぼんやり考えながらマイコンをいじる。「向井秀徳日記」が更新されている。25日のところに「遠藤賢司さんと対バン」と書いてあるのをみて苦笑い(まぁ、その通りだと思うけど)。一日遅れで「マガジン」を開いてみると、「さよなら絶望先生」が面白い。ライヴハウスで『前のほうに行って女の人の前に立ってしまったら見えづらくて迷惑だろう』と思って一番後ろに立ってみたり!喫煙者の隣で、タバコへの拒絶反応だととられてしまうんじゃないかと思って咳をこらえたり!面白いけど、笑ってる場合じゃないか。

夕方、風呂に入りながら読書。風呂上がりに、昨日買ってきたオロナイン軟膏を塗ってしばらく待ち、洗い流してから鼻パック。初めてやってみたけど、ちょっとさすがに、画像を載せるのをためらってしまうほど取れて嬉しい。鼻のアブラをひねり出すのが趣味で(だからちょっとずつ鼻の形が変わっていて、母親に「鼻、整形したの」と言われたくらい)、ひねり出せばひねり出すほどたくさん取れるように(そして毛穴が目立つように)なっていたけど、そうか、取ったあとに化粧水で毛穴を引き締めないからだったのか。

清々しい気持ちで池袋まで歩く。今宵はジュンク堂で北島敬三さんの、もとい、尾仲浩二さんの『GRASSHOPPER』の出版記念のトークセッション。聞き手はツボウチさん。どう見ていいもんだか分からなくって、写真集や写真展とは無縁に生きてきたけど、そうか、意味なんか考えなくってもいいんだね(もちろん、そういう「アート」な写真もあるんだろうけどさ)。それはそうと、ここのイスは苦手だ。善し悪しではなく、好みの問題。

20時半に終了。こういうとき、飲みに連れて行ってもらえるつもりで来る人間にはなりたくないので(こんなことを書くのも生意気だね、連れて行ってもらえなかったらしょんぼりするくせに)、一番上の階に行って尾仲さんの写真集を眺める。『Tokyo Candy Box』が欲しかったのだけど、どうやらトークセッションの会場にしか置いてないようだ。もうそろそろ他の客は帰っただろう、というタイミングで会場のある4階に戻ると、或る人に捕獲される。居酒屋「北海道」での「打ち上げ」に参加させてもらう。「らーめんサラダ」なる「北海道」名物が大盛な上にうまい。だけど、それ以上にまぐろのカブト焼きがうまい(目玉がうまそうだ。さて写真の手は誰でしょう)。そして尾仲さんの取り分け方もまた絶品。写真家のまえで、ケータイで写真なんか撮ったの、無神経だね、と思われるかもしれないけど、寛大な方だった(むしろ「撮りなよ」と言われて撮ったくらいだ)。途中、ツボウチさんに「九段会館、誘ってくださいよ」といわれ、ドッキリ。「いやまだ発売されてなくって…」とゴニョゴニョ答える。

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23時半に店を出る。尾仲さんたちと別れ、ツボウチゼミ(ゼミじゃないけど)でどこかに流れることになったけど、明日の発表のことを考えて、ひとりで帰る。「hstmさんと話したいことがあったんだけど」と言われ揺らいだけど、「発表なんかどうにでもなるぜ」と言うのは、やるべきことから逃避する口実をツボウチさんに押し付けてしまうことになって失礼だ。だけど、1週間も猶予があったのに(しかも発表前日にはトークセッションがあると分かっていたのに)、先延ばしにして遊んでいた自分が情けない、なんて書くと、また「最近内省的なブログが続いているから、なんだか心配ですよ」と言われてしまうから、書かないけどさ。

d0050490_0492890.jpg←鼻パック
by hstm2 | 2006-06-29 13:31 | 日常
2006.06.28(水)
深夜、DVDを観る。

今日は「狂気の桜」。公開当初から、そのイメージからして敬遠していた作品である。だけど、こないだ買った『バカ盛り伝説』という本に載っている店が映画に出てくるという話を聞いて、その店に行く準備として、この「狂気の桜」を観ておこうと思ったのだ。これが思っていた以上に面白い。面白い、というか、切実だ。その後の彼の傾倒ぶりを評価するつもりはないが、この作品に関しては、クボヅカ君のそういう「愛国」ぶりや「ピースな愛のバイブス」というフレーズからイメージするような浅はかさとは無縁である。「イデオロギーをみがいて」いた政治少年が、「大人の事情」に巻き込まれて死んでいく様を(つまり、理想だけでも、真っ当さだけでも、そして力だけでも、どうにもならないことを)演じた彼が、なぜああなってしまったのだろうか。

アメリカ批判をしたあとで、アイスを食べていたクボヅカ君が「うまいモンはうまいッス」と語るシーンと、江口洋介が「正義とかイデオロギーとか、どうだか知んないけどさ、あんま邪魔すんなよ」と言うシーンが、いいね。観終わってから色々考えさせられる。それは、思想的にカブレたという意味では、当然ない(元々ライトだしね)。最近、色々なモノにとらわれ過ぎて小さくなっているな、と。つまり、なぜか映画の内容とはまったく関係のないところで、映画とは全然関係のないことを考えてしまったんだから、映画の影響ではないのかもしれないけど。

一息ついているうちに寝てしまい、気付けば11時。あぁ、また2限に出れなかった。それにしても、休んでも誰からも心配されないということは、俺がどういう人間であるのか、意外と知られているのか(それとも誰も関心がないのか)。しばらく本を読んで過ごし、15時頃、またしても電話。今日は「芳林堂書店」と「東京堂書店」。今日もまた「まだ入ってない」との答え。

5限のためだけに登校する。5限もまとめてサボらなかったのは、今日は5限の先生を囲む飲み会があるからだ。酒が飲めるんなら、興味のない授業にだって出ちゃうね。18時半頃に大学近くの飲み屋に入る。うーん、先生を交えての飲み会という感じじゃないね。中座。駅に走り、山手線に揺られて向かった先はそう、新宿。人ごみをすり抜けて走り、「末廣亭」に。もう1枚の招待券(期限は30日迄)を使って、もう1度小三治を聴こうと思ったのだ。

が、19時55分に店の前に着いてみると、「本日の入場は終了致しました」という札が出ている。あれっ、前にもっと遅い時間に入ったおぼえがあるんだけど。立ち尽くしていると、汗が吹き出てくる。わざわざ扉をガタゴト開けてお店の人とゴニョゴニョしゃべるのも、聴いている人に迷惑だろう。ふてくされながら「F」に行き、ビールを1杯だけ飲んで20時25分に出る。もう1度「末廣亭」のまえに行ってみても、さっきと同じ風景が広がっているだけだ。今度はハンバーガーバー「monster cafe」に入り、チーズバーガーを食らう。21時過ぎに店を出て、またしても「末廣亭」の前に行くと、ぞろぞろ客が出てくるところだ。ちくしょうお前ら全員小三治聴いてたんだろちくしょう。

マツキヨで洗剤やらなにやらを買いだめて22時に帰宅。パソコンをぽちぽちいじっていると、「東京堂書店に「en-taxi」が並んでいた」という情報を発見する。あれー15時に何とおっしゃいましたっけ。もうね、「ふくろう店」なんて行きません、とはさすがに言えないけど、うーん、とうなっていると、Aさんから電話。なんだか知らないけど酔っ払っているようだ。長電話。
by hstm2 | 2006-06-28 05:02 | 日常
2006.06.27(火) 帰ってきたクレーマー日記
深夜に「TSUAYA」に行き、DVDの準新作を1枚、一般作を数枚借りる。

準新作は当日で借りてしまったので、すぐに観なければならない。「NANA」。今更、しかも俺が「NANA」を借りる必要はないんだけど、目に留まってしまったんだから仕方がない。借りたからには期待していたんだけど、観ているとむずむずしてくる。それでも、最後まで観なければ何もいえないと思って観ていたけど、半分ほど観たところでとめてしまった。漫画のほうが面白いのかもしれないけど、あぁいう絵の漫画は読めないし、うーん。

日中は部屋で大人しく過ごす。昼頃に「三省堂書店」本店に問い合わせ。

********************************

店「三省堂書店神田本店でございます」
俺「あの、雑誌の「en-taxi」がいつ出るのか知りたいんですけど」
店「少々お待ちください」

―2分後

店「お電話かわりました、1階雑誌担当です」
俺「・・・」
店「もしもし?」
俺「いつでしたか?」
店「何がですか?」
俺「・・・。「en-taxi」がいつ出るか知りたいんですけど」
店「何誌ですか?」
俺「「en-taxi」です」
店「すいません、何誌?」
俺「エ・ン・タ・ク・シー」
(5回ほど繰り返す)
店「わっかんねーなー…」
俺「あなたね、三省堂は客に向かってそんな言葉遣いをするよう教育しているんですか?」
店「えっ、いやあの、電波が悪くてですね」
俺「そういう問題じゃないでしょう。電波が悪いときはそういう言葉遣いをする方針なんですか?」
店「で、何誌ですか」
俺「でっ・・・。・・・。「en-taxi」です」
店「・・・」
俺「雑誌担当のかたじゃないんですか?扶桑社から出てる、「en-taxi」です」
店「・・・。少々お待ちください」

―5分後

店「お待たせしました。3月、6月、9月、12月の各27日発売です」
俺「・・・あの、だから、もう出てるんですか?」
店「ですから、3月、6が―」
俺「だから、今日27日ですよね?」
店「あぁ、いまですか?少々お待ちください」

―2分後

店「えぇと、いまはないっすね」
俺「さっき27日発売っておっしゃいましたよね」
店「え?」
俺「今日27日でしょう」
店「あぁ・・・少々お待ちください」

―1分後

店「えぇと、発売予定というだけです」
俺「・・・お名前はなんとおっしゃるんですか」
店「えっ、自分すか」
俺「ええ」
店「自分○○っす」

********************************

俺がカツゼツ悪いのは認めるし、「そんなこと問い合わせなくたっていいじゃん」と言われれば返す言葉はないけど、まぁとにかく、もう「三省堂書店」なんか行かない(名前聞いたのは、店宛にクレームを送りつけるためではない)。夕方になって連絡があり、外に出る。なぜか芋焼酎をいだたき、同じタイミングで連絡をくれたY田さん(伝承者)と3人で駅前の「サンマルクカフェ」に。あんまりこういうことを書いていると会ってもらえなくなりそうだけど、「最悪だよ」というのを含めて3回くらいぐさぐさと「刺される」。うう。その後Y田さんとふたりでカラオケに行き、渋谷区の方向にむかって「馬場レゲエ祭り」を繰り広げる(ちっともレゲエじゃなかったけど)。

「BOOK-OFF」に寄ってから帰宅。「(このブログは)文字が多い(から読んでない)」という話を間接的に聞いたことを振り返りながら、さっきもらった芋焼酎を水道水でざっくり割って食らう。まぁ、たいして読まれていないであろうことは分かっていたつもりけど、あらためてそう言われると、ちょっとしょんぼり。たしかに、こんなにだらだら長く書いたものを読むひまな人はそうそういないだろうし、「もっとたくさんのひとによんでもらいたいです!」と思って書いているわけでもないんだけどさ、と書くのもスネてるみたいで格好悪いけどさ、と無限ループ。あぁ明日から学校だ。

ところで、VAN HALENの『1984』という数字には、何かしらの意味が込められているんだろうか。
by hstm2 | 2006-06-27 21:19 | 日常
2006.06.26(月)
2時に寝たのに、朝4時に目が覚めてしまう。

「めざにゅ~」「めざましテレビ」「スーパーモーニング」と立て続けに見る。生き埋め21歳のニュースが多くって、それに「信じられない」とコメントを加えるコメンテーターが多い。そういう「とくダネ!」的コメントは、それはそれで「ジョーシキ」を維持していくのに役立つだろうと思っていたけど、その生き埋め事件や秋田の事件なんかを見るに、「信じられない」では済まないね。信じようが信じまいが、彼らは存在している。それも、「気違い」としてではなく、「ふつうのひと」としてそこら辺に存在している。もう、「秋田には帰ってくるな」と近代的に疎外するわけにも、「そんなことを卒業文集に書くなんて信じられない」と良識派を気取ることもできない僕は、どうすればいいんだろう、なんて、柄にもないことを考える。あぁだから『バカの壁』ですかそうですか(読んでないけど)。

昼、読書。16時から出かける。駅前の「芳林堂書店」に行き、「雑誌の「en-taxi」って、いつ出ますか」と尋ねると、数分経ってから「そうですね、過去の発売日を見てみますと、毎月出ているものではなくて、季刊のようなんですね。それで、前号が出たのが3月下旬ですから、次は6月下旬ですね」と。うーん。山手線で新宿に出て、「紀伊国屋書店」本店に。「あの、雑誌の「en-taxi」って、いつ出ますか」と聞くと、「数分経ってから「えぇと、雑誌ではなく書籍扱いになってるんですけど、過去の発売日を見ますと、毎月出ているものではなくて、季刊のようなんですね。それで、前号が出たのが3月下旬ですから、次は6月下旬ですね」と、十数分前と同じ言葉が繰り返される諸行は無常。下旬って、いつだい?扶桑社のHPでは「27日発売」と書かれているから、明日並ぶのかどうかが知りたかったのだけど、そんなことで店員を振り回すのも申し訳ないので、諦める。

「伊勢丹」地下で「崎陽軒」のシウマイ弁当を買い、弁当をおいしく食べるために「末廣亭」に。ちょうど夜の部が始まったところだ。初花「寿限無」、ホンキートンクの漫才、馬るこ「ちりとてちん」、一琴「夢見の八兵衛」(面白い)、にゃん子・金魚の漫才、才賀「?」、馬桜?、と記憶が曖昧な時間が続き(寝てたわけじゃないよ)、和楽社中の太神楽の辺りで弁当を広げる。うまい。ちびちび食べながら歌武蔵を聴き、扇橋の「二人旅」で一気に食らう。今日はよく笑う客が多い。小三治が出るということで、(物書きの人を含め)「落語通」のかたが多いのだろうから、「師匠の噺を聴きながら弁当を広げるだなんてヤボな野郎だ、許さん」と怒鳴られるんじゃないかと心配だったけど、そんなことよりも扇橋はいいね。褒めちぎるような感じではないし、「落語通」の人たちほど大笑いはできないけど、ね。

仲入りのタイミングでトイレに行こうとすると、喫煙コーナーでタバコを吸っているAさんと“偶然”出くわす。“偶然”なのに、お土産を持っているAさんはさすがだ(“偶然”というのは、「明日一緒に観に行きましょう」という約束をしていなかったというだけで、ぼんやりと今日「末廣亭」に行くことは、お互いに分かっていた)。どこに座っているのかと聞くと、斜め後ろの席だった(それまで本当に気付かなかった)。この時間に客を観察してみて改めて気付かされたのだけど、あまりにも客層が若い。若いだけでなく、寄席に似つかわしくない、ふぁっしょなぶるな人たちが沢山いる。あまり噺を聞いているようでもないし、一体、なぜ。ドラマの再放送でもやっているんだろうか(こんなことを書いている俺だって、ふぁっしょなぶるでこそないけど、似つかわしくはないし、聴きはじめてたかだか1年くらいだ)。小三治って、こういう層にも人気があるんだろうか。でも、「小三治さーん」と黄色い声をかけるくらいなら、扇橋のほうが可愛らしいぜ。

後半はあまり集中できず。今松は初めて聴いたけど、うーん、イマイチだ。ところどころではさむフレーズが、なんだかわざとらしいというか、狙い過ぎている気がする。花島世津子が奇術をやっている隙にトイレに行って戻ってきたら、アサダ二世が出ていた。トリは、誰もが待っていた小三治。「お茶汲み」。良かったとは思うけど、絶賛というほどの気分にはなれないのは、周りの人たちほど笑えなかったからだろうか。21時過ぎにAさんと一緒に店を出る。土曜日に食べられなかったハンバーガーを食べようかと思ったけど、Aさんは酒を飲める体調でもなさそうだし、まっすぐ帰る。

馬場まで戻り、再び「芳林堂書店」をざっと眺める。店を出て、信号が変わりそうだったので橋って渡ろうとしていると、肩をポンっと叩かれる。えっ、と振り返ると、A野さん。「(ここで偶然会うのは)二度目ですね」。せっかくだからどこか店に入りたいけど、どうしよう、誘ったら迷惑だろうか、と考えながらゴニョゴニョしているうちに、「お茶でもしますか」と提案され、「BLDY」に入る。気付けば、A野ブラザーズとは4日連続で会っている。「大人計画」入りを勧められながらオレンジジュースを飲み、23時20分に店を出て帰る。
by hstm2 | 2006-06-27 03:43 | 日常
2006.06.25(日)
昼頃起きる。

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13時から大学でシンポジウム。ファミリーマートのコロッケパンを食べながら会場に向かうと、えらく空いている。一番後ろのほうに座る。司会はS教授である。某元大臣も出席していたが、日本の政治家は「欧州の天地は複雑怪奇」なんて言っていた時代から進歩していないことを感じさせられる。「小泉外交は反射神経には優れているけど、戦略がなかった」という発言があったけど、それはS教授の「ナショナリズム」への関心と密接に関わってくるものだと思う。46年前、「ナショナリズム」は(アカデミックな)知識人が煽動するものだった。その数年後の「ナショナリズム」は、そのアカデミックな知識人への批判、つまり知識人による「教化」の拒絶であった。その拒絶もまた「教化」を必要とするものだったが、それから40年近く経って、「教化」されない「ナショナリズム」が沸きあがってきているんじゃないだろうか(「ナショナリズム」と書いているけど、べつにナショナリズムに関わらず、政治への反応の仕方、といってもよい)。そういう中で、小泉的な(「反射的」な)外交というのは、象徴的であるように思う。

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15時半頃会場を抜け出し、渋谷に。「東京うたの日vol.1」@渋谷クアトロである。A野さんと一緒に行く約束をしていたのだけど、少し遅れるということで、開演時間の16時にひとりで中に入る。フロアにはイスが並べられていて、立ち見の人は案外少ない。ざっと会場を見渡していると、見覚えのある顔の男と目が合う。Aさんだ。するすると奥に逃げていくAさんを追ってつかまえる。「あなた誰ですか」「どうもはじめまして」「友達と待ち合わせしているんです」「オイルサーディンを食べにきた」などと話すAさん。4月30日の“仕返し”だろうか。たしかにここ数日「(クアトロには)オイルサーディンあるんすか」と何度も聞かれていたけど、まさか、本当にいるとは(実際に待ち合わせをしていた友人は現れたけど、その彼は「開演後に誘われた」と言っていた)。

最初にこのイベントの趣旨の説明。元々沖縄でBIGINが始めたイベントらしい。戦時中(占領中?)沖縄では歌うことが禁止されていたけど、それでもおじぃとおばぁは隠れて歌っていた、それが解放されて歌が自由になって、で、うたの日、と。最後のロジックと、なぜ6月24日なのか、そしてなぜ沖縄に向かって東京うたの日を行う必要があるのか、いまいち理解できないけど、まぁそんなことはどうでもよい。最初に出てきた下地勇とイノトモは、いかにもアコースティックぽい音だ。いかにもではあるけど、アコギの音が心地良い。

「向井さんが出てくる前に」とバーカウンターに行くと、ジャーマネ氏がいたので少し話す。「あ、H君」と(実際に「えいちくん」と)呼ばれ、このブログを読まれているのかと勘違いし、「えっ、なんでですか」と口走ってしまったけど、「酒日誌」を読んでいるということだった。すっかり忘れていた。そうこうしているうちに現れたのはそう、向井秀徳エレクトリック&エレクトリック。アコギを使わなくなってしまったという話を聞いてがっかりしていたのだけど、ちょっと変わったエレキギターで、面白い音が鳴っている。「crazy days crazy feeling」「6本の狂ったハガネの振動」「KU~KI」「ロックトランスフォームド状態におけるフラッシュバック現象」「Water Front」「The days of NEKOMACHI」を演り、さっさと下がっていく向井さん。

トリはエンケンである。会場の動きを見ていると、向井さん目当ての客が多かったんだろうなと思わされるが、俺は向井さん以上にエンケンを楽しみにしていた。実際、(こういうのってよくないとは思うけど)ブログに「向井さんもよかったけど、エンケンがそれ以上に素晴らしくって、最後に全部もっていってしまった」と書くつもりでいたくらいだ。だけど。まず、出てくるまでにテンションが下がっていた。司会が出てきて沖縄との中継をやろうとしたのだけど、それがあまりにもぐだぐだだった上に、エンケンが中々出てこなかった。さらに、曲のあいだのMCで、一気に萎えた。メモを取り出して、「ジーコと小泉って似てると思うんだ」と言い出し、「俺の時間を返せ」と叫ぶ姿は、あまりにもうさんくさい。言いたいことがあれば歌で歌えばいいんだし、それに、誰も時間なんか奪われていないのだ。それに、そういう「演説」に笑いと拍手を送っている人たちのその安直さこそが、小泉人気を支えているんじゃないの。

まぁ、町田康のときだって、詩を朗読し始めたときに萎えたけど、それを取り戻せるくらいに素晴らしい歌だったんだし、それはそれとして歌を聴かなければならない。だけど、ギターはうまいと思うし、パワフルだとは思うし、エンケンを良いという人と言い争うつもりはまったくないんだけど、どうにも俺には響いてこないままに終わってしまった。ただ、アンコールで(予想通り)今日の出演者全員で演った「東京ワッショイ」は素晴らしかった。向井さんとエンケンが化学反応を起こしていて、向井さんもいつも以上に吹っ切れていた。ただ、「それはあんたが向井ファンで、向井が観れたからよかったんだろ」と言われてしまうと、何も言い返せない。
by hstm2 | 2006-06-26 14:44 | 日常
2006.06.24(土)
10時に目を覚ます。3人が帰るのを見送り、二度寝。

13時半にちゃんと起きる。うーん、二日酔いではないけど、もっと根本的に、からだのあちこちが弱っている感じだ。そんな状態だから今日は遠慮しておこうかとも考えたけど、行きたいという気持ちのほうが勝り、ソルマックを飲みながら出かける。山手線に乗りながら『もぐら随筆』を読む。永井荷風が「近頃「玉の井」方面へひんぱんと足を向けるしかじか記した随筆、つい先だっても飛びつくように読んでい」た著者・川崎長太郎が、その「玉の井」を徘徊しておきながら、「偶然こんな場所で、当の筆者にぶつかろうとは、一寸合点の行きにくい寸法であった」と記し、「いやーッ」と嘆声をもらすのは、論理的でないようにみえる。だけど、「なかでもすずらん通りにある東京堂書店が私の行きつけ」と記した文章や「銀座をクルージング」と書かれた「日誌」を読んでおきながら、そういう場所で本人と出くわすと、嘆声のひとつでももらしたくなるものだ。

15時頃に五反田に着き、駅前で難民になっていたAさんと一緒に西部古書会館に。「五反田古書会」。1階のガレージセールをざっと見てから2階に上がると、もう既にツボウチさんがいらっしゃる。挨拶を交わすと、ちょっと素っ気ないのでしゅんとなる。お前は恋人か、とつっこまれそうだけど、ベッタリと「信者」的にならない距離感というのを保たなければならない。1時間ほどで見終わって、近くの「フレッシュネスバーガー」で一休み。みんなシブイ本を買っている(シブさを求めて買っているわけじゃないけど)。

16時40分頃に店を出て、都営線を乗り継いで神保町に出る。30分間無意味な行動をしてから再び合流し、駿河台下の“洋食屋”に入ろうとするも一杯で、「キッチンジロー」に入る。ビールがのどを進まないのは、昨日飲み過ぎたからだけではなく、一番奥に座ることになったから、トイレに行きたくなったらどうしよう、と思ったからでもある。だけど、「今日はふるわないですね」と言われたくらいだから、よほどダメな状態だったんだろう。だけど俺、ふるっているとき、あるか?都営新宿線に乗って新宿3丁目の「F」に移動する。

23時頃、ハンバーガーを食べましょう、ということで、「monster cafe」に流れる。が、店の前まで行ってみると「本日貸切」。ハンバーガー路線を維持して、やたらと人の多い新宿2丁目を経由して御苑前駅近くの「フレッシュネスバーガー」に。本日二度目の「フレッシュネスバーガー」だ。あえてクラッシックWWバーガーを食らう。「hstmさんの席が先生みたいですね」と言われ、ツボウチさんにまで「先生に乾杯」と言われてしまう。少し前に、そういうときに調子に乗ってしまった人の話をしていただけに、どう反応していいのか戸惑う。まぁでも、与えられたキャラクターをロールプレイするのは好きなので、結局それに乗っかる。

0時頃解散。満員電車にうんざりしながら帰る。
by hstm2 | 2006-06-26 08:23 | 日常
2006.06.23(金)
リポビタンDを飲んでブラセボ効果の発現を感じながら徹夜で発表準備。テキストの要約についてはどうにかなりそうだし、それなりに考察も加えられそうだけど、うーん、より深い考察にするためには、読まなければならない本がいくつかある。せめてあと1日あれば…と思いながら、3時23分頃、インターネットで休講情報を確認する。あぁ、休講になったらいいのに!と思って見ると、本当にS教授の名前がそこに載っている。

嬉しいけど、ビミョーだ。

せめてもう少し早く分かっていれば、昨日の懇親会だって出席できたし、伝承者のほうのY田さんからの「サッカー観ようぜ」という誘いを断ることもなかったのに。すぐにケータイを取って、電話をかける。非常識なのは重々承知だが、「最終戦くらい観たい」と言っていた人を誘わないわけにはいかない。「サッカー観ましょう」と誘い、30分後に馬場で会う。「マルハチ」で立ち見。日本の先制点に沸きあがる店内。それにしても、ブラジルはすごい。何がすごいって、なんだか日本人とは駆動が違ってみえる。ノーマルモーターとハイパーダッシュモーターの違い。観ていると、『俺でもああいうプレーできるんじゃないか』と思ってしまうほどに、かろやかに、するすると抜けていく。後半はもう、ブラジルのリズムにつき合わされていた(素人の感想だけど)。終わってみれば1-4。試合後、いつまでもピッチに横たわっていた中田と、インタビュアーに「すいませんでした」と言わせてしまうほどのオーラを発していた中村が印象的だった。

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「また今夜」と、どこかの番組みたいなことを言いながら帰宅。9時に寝て13時に起きる。今夜は19時から飲み会があるので、部屋で掃除をする。早めに終わったら、飲み会のまえにひとりで1杯ひっかけるつもりだったけど、思いのほか掃除がはかどらず、諦める。18時に部屋を出て、「BOOK-OFF」から「芳林堂書店」に。もしかしたら、早めに来た人がいるかもしれないと思っていたら(そのために入ったわけではないけど)、Aさんとバッタリ遭遇し、「うわあ」と声を上げられる。「ちょっと早めに駅前のマックに行って、誰が来るか観察するつもりだった」というAさんに従ってマックに入り、メロンソワを飲む。

集合時間に駅前に戻る。まだ4人しかいないけど、時間なので店に向かう。とても学生街にあるとは思えないような店だ。いや、値段は学生街らしい値段だけど、学生の客はいない。とりあえずビールで乾杯。三々五々に集まり、最終的には10人。今日はAさんの発案で、ツボウチゼミ(ゼミじゃないけど)のメンバーでの飲み会である。就職したり何なりで忙しくなった人が多いだけに、よく10人も集まったものだと感動する。S木さんの仕事振りを聞きながら、あらためて自分がストレスのない世界にいる、というか、のほほんと生きていることに気付かされる(だからといって生活を改めるつもりはないし、「やましさ」を感じる必要はないと思うけど)。

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23時頃店を出て、「コットンクラブ」に。フォアローゼスを飲んで「バラの香りがする」とか言っている人の隣でハーパーのソーダ割りを食らう。1時間ほどで終電の時間になり、駅に向かって歩く。歩いていると、やさぐれている或る人に出くわす。韓流ドラマだったら、雨が降ってきそうなくらいの状態だ。駅で解散して家に帰ろうとしていると、電話がかかってくる。「やっぱり飲みましょう」と。5人で「マルハチ」に行く。24時間以内に同じ店に来ている俺は、どうしようもないね(店員も同じだ)。焼きらーめんというものを初めて食べたけど、結構うまい。これならジャンクでしょう。酔っ払って脳の回転スピードが下がり、しりとりすら満足にできない状態だった。

3時に店を出る。S木さんと別れて4人でアパートに移動。焼酎の紅茶割りという危険な飲み物を飲む。他の人が酔っ払っているさまを眺めて楽しむためには、まず自分が飲んでみせなければならない、ということで、積極的に飲む。積極的に、というか、泡盛のワンカップをくわっと飲み干したり、泡盛の300mlのミニボトルをそのまま飲んだりと、頭の悪そうな飲み方。結果的にひとりだけ酔っ払い、5時頃にみんな眠ってしまった。タコライスを腕にくっつけながら、ふてくされて寝る。
by hstm2 | 2006-06-23 14:22 | 日常
2006.06.22(木) 発表前夜のあの感じな木曜日
1時半から5時までファミレスで準備。8時半から大学で準備しながらも2限出ず。12時帰宅、昼ごはんを食べて準備を続けるも眠くてはかどらず。15時半から17時まで仮眠。起床、外出。ケータイ復旧。19時から「ジュンク堂」にてトークセッション、亀和田武×新城和博「コラムで知った!?沖縄・オキナワ・うちなーあれこれ」。テーマのわりに年齢層が高いのは、読者層が関係しているのだろうか。亀和田さん、シブイ。おふたりとも、ミニコミ的感性と商業誌的なジャーナリスティックさを兼ね備えていて面白い。「僕らの世代には共通の読書体験があって、コラムといえば小林信彦」という新城さんの話を受けて、「情報性と批評性とエッジのきいた文章の三位一体となったものがコラムだ」とおっしゃる亀和田さん。それから、単なる「沖縄に関する薀蓄」ではなく、雑誌「ワンダー」の創刊から終刊までの話も聞けて、「編集・ジャーナリズム論」の元受講生としても興味深いトークセッションだった。終わってもまだうろうろしている亀和田さんに、勇気を出して話しかける。思っていた以上に気さくなかただ。懇親会があるという話を聞いて、本当にもう、後ろ髪を引かれる思いで帰宅。ご利用は計画的に。
by hstm2 | 2006-06-22 21:48 | 日常
語学
http://video.google.com/videoplay?docid=-869183917758574879

初めて「もっと英語が聞き取れたらなぁ」と思いました。こういうの日本語で何ていうんだっけ、ユーモア?ウィット?あぁそれ日本語じゃないやね。機知、というと、また違う感じがする。まぁ、「ユーモア」とか「ウィット」しか言い様がないのが日本の状況を表している、ということにしてしまおう。
by hstm2 | 2006-06-21 23:46 | 日常
2006.06.21(水) ロスタイムにかける水曜日
5時寝、10時起き。

30分テレビを眺めてから2限。専門外の授業なのにしっかり調べて発表している同級生を見て反省しながら帰宅。今日は相方からすら連絡がないな、と思ってケータイをいじってみると、予告なしにとめられている。連絡先はこちら。「ケータイ代4万払っても給食費払わない親がいるけど、君も似たようなもんだね」と言われたのは1週間前のことだけど、似て非なるものだということが証明されたわけだ。ケータイ代すら払えていない(もちろん4万も使ってないけど)。

自宅でコロッケとインスタントの味噌汁を食らう。4限、出。5限、欠。欠、というか、4限が延長して5限に出られない。金曜日の3限に発表があるというのに、いつのまにかもう水曜日だ。小さなことからコツコツと、なんてタイプでもない俺は、前回も水曜日になってから焦りはじめた気がする。そうして、金曜3限までに、つまり23日の13時までに、あと何時間準備できるかを計算し始めるわけだ。こんなことを書いていると、飲み歩いているからいけないんじゃないの、とつっこまれたり誘うのを控えたりされそうだけど、そういう問題ではない。何もなかったからといって、発表のためだけに生きているわけじゃないから、どうせギリギリまでやらないだろうし、そういう性格なのが悪いんだ(直す気ないけどね)。

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夜、そばを茹でて食らう。生麺じゃないからそこら辺のそばとあまり変わらないだろうと思っていたら、予想以上においしい。そば焼酎が残っていたことを思い出し、引っ張り出してきてそば湯割りを飲む。ほろ酔い気分でネットを徘徊していると、ABCでのサイン会を発見。行きたいけど、恥ずかしい。うーんどうしよう。
by hstm2 | 2006-06-21 12:47 | 日常


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